先輩の会社が企画した焼酎「せぬひま」。
<せぬひま>とは
日本の文化・芸能は「無と間の文化」であり
「何もない事を豊か」と感じる・・これが「せぬひま」である
「せぬひま」は日本人だけが持つ世界に誇れる優れた感性です
・自然と自分を一体化させた「俳句」の感性
・「書」の何も書いてない空間の大きな存在感
・白砂の中に大小十五個の石が配置されているだけの枯山水「竜安寺の石庭」
・庭の全ての花を切り取り、ただ一輪の朝顔だけを秀吉に見せた「千利休の感性」
・日本建築に於ける「床の間・縁側」
・障子を閉め、僅かな四角のガラス窓から愛でる京都「雲竜院の紅葉」
・「落語」や「講談」に於ける絶妙な「言葉の間」
・「能」「狂言」に於ける「動と静とその間」
このような日本人の優れた感性を世阿弥は「花鏡」の中で
「せぬひま」と表現している
日本の文化も焼酎も、奥が深い。